ゆらりゆら僕ら虚空虚実に
問わず語りの静けさのもと
まぎれてゆくね
ねじこまれるね
無間のかわり
時間があるね
ゆすりゆす僕ら有象無象に
行方知れずの懐かしさもて
ひろってゆくね
おしだされるね
迷路のとなり
針路がいるね
ゆるりゆる僕ら孤影孤独に
舌っ足らずの信ずるものを
たずさえゆくね
はじめられるね
時代のおわり
次代がくるね
ゆくりゆく僕ら地歌賛歌に
世間知らずの清しささげて
おしまずゆくね
きっとゆけるね
雨降りたどり
花降らそうね