明に吸われ 青のために息をして 影をだけ吐いても 私は君を眩まない
白煙に巻かれ 懐かしい闇に閉じ 君が影にだけ住んでも 私は君を盲いない
甘い囁きでなく 生臭い思念と 両の手ばかりの現実を 隣り合って歩こう
恋の呼ぶ声であるとする 穿孔の軽やかに 冷たい君の指に触れ それは 恋の呼ぶ声であるとする