凛灯舎

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Poetry

インディゴ・ブルーの

インディゴ・ブルーの夜半である
深い 深い
藍だろうか 紺だろうか

秘めるように
私はそれに守られている
四方は鉄骨石壁だが
うえにあるのは
優しい乳の色をした雲だ

夏 闇であったのは
星を知らせるためであろう
今日 仄かな明るさは
雪の発光のためであろう

インディゴ・ブルーの夜半である
深く 深く
飛ぶだろうか 沈むだろうか

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